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活動記

農家のお悩みを解決!意外と先進的なケニアのプラントクリニック

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ケニア農業省の取り組みの一つにプラントクリニックというものがある。

その名の通り、植物の病院だ。

今回は、僕も活動の一環としてたまに訪れるプラントクリニックについて紹介する。

作物に異変が起きたらプラントクリニックへ

僕の配属されている、マニャッタサブカウンティ(市レベル)内には7つのプラントクリニックがある。

それぞれ週に1度または2度、決まった曜日に実施される。

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黄色いパラソルがプラントクリニックの目印

病院とはいっても、仮設の机と椅子、パラソルを街なかに広げただけの簡素なものだ。

植物のお医者さんとしてクリニックに立つのは僕の同僚に当たる、aguricultural officerと呼ばれる人たちだ。(彼らは基本的に農業の専門的な教育機関で学位を取っている。)

農家は、自分の栽培している作物が病害や虫害を患った時にこのプラントクリニックを訪れ、彼らに相談する。

相談を受けたオフィサーは、農家からの相談に基いて資料やサンプルを参照し、農家にアドバイスをする。

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用意された資料やサンプル

少し先進的なシステムも

しかし農家の抱えた病気や虫害が、オフィサーの持ちあわせた情報だけでは解決不可能な場合もある。

そういった場合は、農家に当該の葉や実を持参してもらい、写真付きでナイロビにある研究センターに問い合わせることができる。

各オフィサーには政府からタブレットが支給されており、プラットフォームとなるアプリを用いてやり取りを行う。

研究センターからの返答は数日から1週間程度で得られ、その後農家にフィードバックされる。

各地から寄せられたそれらの情報は蓄積され、オフィサーはその情報にアクセスすることで、農家へのアドバイスの質を高めているようだ。

農家とオフィサーの貴重な交流の場でもある

また、プラントクリニックは農家とオフィサーの貴重な交流の場でもある。

上記のサービスは完全に無料であるため、農家は少しでも気になることがあればふらっと立ち寄ることができる。

特に作物の栽培に関して相談したいこともなく訪れる農家も多い。

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プラントクリニックに群がる農家たち

プラントクリニックに同行すると、農業に関する話だけでなく、談笑している姿もよく見受けられる。

この時は完全に部族語で会話が行われているので、僕は蚊帳の外になりがちだ。

 

それでも、農家と知り合ったり、悩みを吸い上げることができる貴重な機会なので積極的に足を運ぶようにしている。

 

今日のあるある : 停電

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