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ケニア山登山日記【Day1】「これじゃがいも?いいや、小麦粉だ」の巻

投稿日:2016-12-22 更新日:

2016年12月5日、朝7:00。

朝から「チョコがない」と騒いでいるのは、今回一緒にケニア山に登るメンバー。

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この日から始まる登山に備えて、前日にスーパーで買った5枚の板チョコをすべて紛失したようだ。

まもなく、僕たち隊員が宿泊している首都ナイロビのドミトリーに、登山のガイドをしてくれる旅行会社の人が迎えに来た。

ドミトリーのゲートの外で荷物の積み込みをする今回の参加者たち。その隙に駆け足でチョコを探しに戻った彼は、チョコレートではなくなんと一眼レフカメラを手に帰ってきた。どうやら、チョコに夢中になりすぎてカメラを忘れていたらしい。

先が思いやられる…。

そんな一大トラブルからスタートした今回のケニア山登山、出発は朝7時半。7時発の予定だったが、ここはアフリカ。30分の遅れなど遅れとは言わない。登山用に買った5枚の板チョコたちはもちろん見つからないまま出発だ。

今回の参加者は僕を含め5人。僕たちを乗せた車は、3時間あまりで山の麓の町ナニュキに到着した。ここでは登山用品一式をレンタルし、1日目の水と大量のおかし、高山病の薬などを買い出し。※2日目以降の水は、山で汲んだ水を使う。

それから、ガイドとアシスタント、料理長と、5人のポーター(荷物を持ってくれる人)、計8人のケニア人クルーとチームを組んだ。

準備を整えていざ出発。

30分程で、ケニア山登山ゲートに到着する。このゲートでさっそく1日目のランチを取ることになった。「こんなとこで用意するくらいだったらさっきの町で食べてくればよかったのでは…」という我々の疑問をよそに、料理人やポーターたちがせっせと用意して、あっという間にランチは出来上がる。

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メニューはアボカドとハムのサンドイッチ、たまねぎとにんじんのサラダ、フルーツ。

これから5日間の食事を担当してくれるのが、料理長が中心となったケニア人クルーだ。ここでひどいものを見せられたら今後の5日間が絶望に変わるところだったが、ここでは期待を超えて美味しいご飯を出してくれた。

一安心。

ご飯を食べながら、隊員で共有されているケニア山登山マニュアルなるものを復習する。そこに書かれていたのは、高山病対策として食事は腹八分目に抑えること。

腹八分目。これがチームの合言葉となる。

時間がかなり押していたようで、ガイドに急かされながらサッと食べ終えいざ出発。登山を開始したのは16時頃だった。

初日は整備されたコンクリの道をひたすら登る。目指すロッジまでは距離約7km、高低差700m(2600m→3300m)の道のり。周りはまだ登山感を味わわせてくれるような感じではなく、うっすらと木々に囲まれた地味〜な道だ。

何か心を弾ませてくれるものがあるとすれば、まだ元気な仲間やケニア人クルーとの会話。それから、黒と白交互に替わるコンクリの色を楽しむこと。

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それくらいだ。

登山しながら赤道を越えるというちょっとしたイベントもあるが、これはかなり序盤に迎えてしまうので後半はひたすら歩みを進めるのみ。

ロッジがようやく見えてきたのは19時頃、あたりは薄暗くなり始めていた。そんな時、3日前に登山をはじめ、ピークを経験して下山してきた日本人の先発隊がロッジからお迎えに。たった3時間コンクリ道を歩いただけなのに疲労がかなりたまっていた僕たちの心はどことなく安堵感に包まれた。

到着してすぐに初夜の夕食。

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メニューはスープ、フィッシュフィレ、野菜、マッシュドポテト。

まずはスープから。これはこの登山の鉄板。そこまでしなくていいのに、謎にコース料理風に料理を出してくれた。

スープの具材あてを楽しむ僕たち。この日のスープはしょうがときゅうりのスープと予想された。斬新な組み合わせだが確実に分かる具材はこれくらい。あとは鶏ダシ、じゃがいも、小麦粉など。正解は誰も知らない。

その後は先発隊とトランプを楽しんだり、星空を眺めたりして時間を過ごす。

初日にして、山の怖さを思い知らされたのは、その寒さだった。

標高3300mにあるロッジだが、赤道直下とはいえ尋常ではないくらい朝晩は冷え込む。温度計はなかったが、体感で0℃くらい。お湯を沸かしてもらって、みな湯たんぽを使って寝袋で寝る。

山をナメていた僕は湯たんぽなど持っていなかったので、持ってきた1Lのペットボトルにお湯をもらって寝袋にイン。しかし、このペットボトル湯たんぽがまさしく神だった

寝袋に入って足にペットボトル湯たんぽを挟んでしまえば、寒さなど全く感じず熟睡できて、朝までその温もりが微かに残っているほど。

こたつや暖房なんかなくても生きていける

翌朝は6時起床、7時出発。

本番はこれからだ。

To be continued…

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