AFRICA ON AIR

アフリカから現地のミクロな情報をオンエア!ケニアで活動中の青年海外協力隊が、生活やビジネスに役立つ情報を中心に発信するブログです!

日記 観光

ケニア山登山日記【Day4】「プラマイゼロ?むしろプラ」の巻

投稿日:2016-12-31 更新日:

【Day3】はコチラ

ピークアタックを終えて、あとは下山するだけの僕たち。出発前はすでに楽勝ムードが漂っていたが、今思い出すと一番辛かったのはこの日だったかもしれない

今回の下山は登りとは別のルートを行く。この日は今回の行程の中で最も距離が長く、15kmほどの道を歩かなければならない。目指すロッジとの高低差も1200m(4200m→3000m)になる。

2日目、3日目に泊まっていたロッジから早速、来た方向とは逆に歩き始めるのだが、そこにはまず尾根を越えるため400mの登りが待っている。

7時前に出発した僕たちは、昨日のピークアタックを思い出しながら急斜面を登っていく。ピークアタックの登り下りで疲労が蓄積しているのでかなりしんどい。

dsc02845

それでも、山の景色を楽しみながら、休憩をはさみつつ進んでいく。

4日目ともなると次第に会話も減り、精神が限界に近づいているのか、皆で雲に名前を付ける遊びをはじめる。

dsc02848

山頂からニョロニョロと流れ出ているこれは「ヒゲぐも」

dsc02868

これは見ての通り「パラグライダーぐも」

それから、「三段腹ぐも」なんてのもあったが、このゲームで活躍したのはピークからの下山でカメラの液晶を失ったお調子者だった。

他人の感性って面白いという気づき。

そうしているうちに4600mの尾根を越えて、本格的な下りがはじまる。けっして急な下り坂ではない。きわめて緩やかな下り坂をただひたすら歩き続ける。

足の痛みに耐えながら今日の行程の1/3ほどのところに来ると、絶景ポイントが訪れる。山の中腹から裾野にかけて広がる草原や、断崖がそり立つ大渓谷を一望できる。

dsc02880

dsc02874

このルートが最も景色がいいと言われる所以である。

この眺めで気持ちリフレッシュしてちょこっと回復するも、ロッジまでの道のりはまだまだ長い。

ピンポイントで言うと、この絶景スポットから4日目のロッジまでの道のりが今回のケニア山登山で一番キツかった。足の疲れが絶頂、長い単調な下り坂、特に面白いものもない、空腹。

歩いて歩いて何とか昼食ポイントに到着。

昼食は2時近くになっていた。7時間近く何も食べずに歩いていたことになる。昼食が遅めに設定されているのは、水を入手できるポイントがないからなのだとか。

出てきたのはパスタ。

dsc02892

これだったら、今後はロッジで簡単なサンドイッチなど作って持って行き、適当な場所でランチにすることを強く勧めたい。

さて、ここからロッジまでは残り7km。景色も変わって、特に見るものもないのでひたすら歩くのみ。今日のロッジにはホットシャワーもあるらしい。

気力を振り絞って歩を進める。

そして16時前にロッジ到着。

しんどかった、今日が一番しんどかった。精神的にも、肉体的にもピークだった。ガイドには「お前らにしてはかなり早く着いたな」と褒められた。3日目まではかなり遅いペースだったからだいぶナメられていたのだろう。

ロッジ入ってみると、噂通りホットシャワーがあり(ケニア山で初めてのシャワー)、暖炉があり…

dsc02905

そしてタスカー(ビール)がある。正直ここまでは予想していなかった。

暖炉で温まりながら音楽を聞いてビール飲んでまどろむ。究極の幸福とはこのことでは?

なんですか、これは神からのご褒美でしょうか。今まで頑張って歩いてきた僕たちを見ていてくださったのでしょうか。

あぁ、有り難や、有り難や。

夕食はケニア山周辺特産のトラウト(ニジマス)のホイル焼き。

dsc02911

もう何も言うことはない。あ、もちろんスタートはスープから。

というわけで、最長距離を歩いてこれ以上ない辛さを味わった後に、絶好の幸せが待っていた一日だった。

次は5日目最終日!

あれ、最終日って何かあったっけ?

To be continued…

【Day5】へ

-日記, 観光
-, , ,

Copyright© AFRICA ON AIR , 2017 AllRights Reserved.