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青年海外協力隊

新卒で青年海外協力隊の試験に合格するためにやった4つのこと

投稿日:2016-09-02 更新日:

今回は、青年海外協力隊への応募を考えている人にぜひ読んで欲しい内容です。

 

協力隊に参加するか悩んでいる人はコチラも参照↓

 

青年海外協力隊に新卒で参加するのは難しいのか。

どうすれば試験に合格できるのか。

今回はこのテーマについて考えていこうと思います。

青年海外協力隊に求められるものとは

そもそも協力隊は、途上国の人に何かを教えたり伝えたりすることで、現地の課題を解決することが活動の基本になります。

また協力隊は、相手国の役所や学校など、必ず何かしらの組織に配属されるため、職員との協働が求められます。

つまり、専門的技術や知識を持っていない、社会に出て組織の中で働いていない新卒のペーペーは、採用試験において不利になるということ。

それでも僕は、新卒(社会人経験0)で青年海外協力隊試験に一発で合格しました。

 

それはなぜか。

ひとつは、ボランティアとは言っても、相手国への貢献だけが協力隊の目的ではないから。

外務省HPを見てみると、JICAボランティア事業の目的は、

事業目的
1.途上国の経済・社会の発展、復興への寄与
2.友好親善・相互理解
3.国際的視野の涵養と経験の社会還元

出典:http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shimin/seinen.html

となっています。

要するに、1.相手国のために働いて、2.住民と仲良くなって、3.世界を見た経験を日本に活かしてね、ということです。

2の住民と仲良くなるというのは社会経験の有無に関わらずできるはずだし、3の世界を見て日本に活かす、これはより若い新卒の方が実現できる気がしますよね。

まず理念からして、協力隊への扉は社会経験のない新卒の人間にも開かれていること、この事実を知ることが大事です。

そしてそれを念頭に置いた上で、僕は以下に紹介する方法を実践しました。

それはどんな方法か、さっそく紹介していきます。

新卒の応募者が協力隊試験に実践すべき4つのこと

僕が新卒という立場で、協力隊に合格するためにしたことはわずか4つ

しかもとても簡単なことです。

要請を絞る

そもそも、協力隊の中に新卒の人ってどれくらいの割合でいるのでしょうか?

一般的には、全協力隊員における新卒参加者の割合は約1割と言われています。

僕が実際にいままで関わってきた隊員で言えば、新卒の人は1割もいません。

しかし、これは新卒の受かりにくさを表す数字ではありません。

新卒で応募できる要請が限られているんです。

 

JICAのHPで要請を見てみましょう。 → 要請情報概要

一般的に、新卒でも合格しやすいと言われている職種は、「コミュニティ開発」と「青少年活動」の2つです。

これは「コミュニティ開発」の要請一覧画面(※過去の情報です)。

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こちらが「青少年活動」の要請。

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見て分かる通り、資格条件はどちらも比較的少ないです。

こういった職種を狙って調べていくと、資格・経験がなくても合格しやすい要請を見つけられると思います。


注)採用担当者から聞いた話によると、要請一覧に記載されている資格条件はあくまで目安で、すべて満たさなければ合格できないといものではありません。

つまり、例えば「社会経験3年以上」と記載されている要請であっても、新卒の人も応募できるし、それに見合う能力や、カバーできる他のスキルを証明できれば合格も可能、というシステムになっているはずです。

また、「環境教育」や、「感染症・エイズ対策」といった職種は、一見専門知識が必要と思われがちだけど、新卒でも狙い目という話を聞いたことがあります。

是非参考にしてください。


では何故、要請を絞るのが大切なのか。

それは、活動のイメージを明確に掴むため、ということに尽きます。

僕は正直なところ、協力隊に応募しようと考え始めた頃は「アフリカに行きたい」くらいの動機しかありませんでした。

それでも、一次試験のエントリーシートを書いている時には、「コミュニティを巡回し、住民との対話を通して課題を解決したい」という、コミュニティ開発の根本的な意義を見出して、自分の活動プランに落とし込むことができていました。

応募する要請を絞ることで、具体的な活動のイメージを持つことができます。

そのためには、まず上記HPの要請情報端から端まで目を通しましょう

そうすることで、ある程度「こういう仕事をしたい」とか、「この職種なら自分にもできそう」というイメージが持てると思います。

そこからさらに、ひとつの職種に絞るために必要なこと。

それは「説明会に参加すること」です。

説明会に行く

JICAボランティア説明会にはできるだけ参加しましょう。

※説明会情報はコチラ! → 説明会情報

説明会では、毎回いろいろなセミナーやOV(Old Volunteer)による体験談発表、職種ごとの活動報告会などが開催されます。

正直に言うと、前半部分にある「書類の書き方」とか「TOEICスコアアップ」みたいなセミナーや、興味のない職種の体験談はぶっちゃけどうでもいいです。

大事なのは興味のある職種の活動報告を聞くこと

※説明会ごとに参加するOVの職種が異なるので事前に調べておく必要があります。

職種ごとの活動報告は、参加者が任意でブースに話を聞きに行く形になり、少人数なのでこちらからいろいろなことを聞けます。

そこで実際の活動体験をいくつか聞くことで、職種を絞ることができ、活動のイメージもかなり湧いてきます。

さらに、説明会のいいところは、協力隊への合格を後押ししてくれるところ。

説明会は、参加者を合格させるために行われていると言っても過言ではありません。

僕は説明会で、開催者側の人と個別に相談して、試験問題とか、面接の内容を聞くことができたし、OVの人と連絡先を交換して、エントリーシートの添削をやってもらいました。

「新卒だからこそできること」を考える

説明会では、新卒で協力隊に参加したOVにも話を聞きました。

聞いたのは、単純に「新卒で受かるには何をしたらいいか」というもの。

その人の答えは「社会経験のない新卒だからこそできることを考える」ということでした。

当時ぼくが考えたのは、

・柔軟に物事を考えられる。
・自分の価値観を押し付けずに協働できる。
・コミュニティを動き回る体力がある。

とかそんなところでしょうか。

他にもいろいろあるかもしれませんが、これらのことは協力隊の活動において本当に大切な要素です。

僕は実際に、エントリーシートでこれらの点については言及したと思います。

さらに二次試験の面接では、「新卒で社会経験がない貴方が、現地でできることは何か」という質問をされました。

ですので、このことについては、自分で考えてまとめておく必要があると思います。

現地のことを調べる

これは僕が、職種を「コミュニティ開発」に、要請を「ケニアの農業セクター」に絞った後に行ったことです。

方法は何でもいいですが、googleで「ケニア 農業」みたいな調べ方でも色々な情報が出てきます。

僕はそのようにして、「SHEP」というJICAがケニアを中心に行っている農業のプロジェクトを見つけました。

これは、自給自足的に農業している農家のマーケットへのアクセスを高めるというもの。

僕がケニアでやるのはコレだ!」と思いました。

面接で具体的なイメージを持ってそのような活動プランを語れたことは、かなり効いたと思います。

実際のところ、現地に行ってみてその通りの活動ができるケースは、往々にして少ないと思います。

それでも、採用担当者が現地のことを完全に把握しているわけではないし、少なくとも熱意は伝わるはずです。

まとめ

僕が新卒として、合格するためにやったことは、

・要請を絞る
・説明会に行く
・「新卒だからこそできること」を考える
・現地のことを調べる

この4つです。

大事なのは活動のイメージを掴むことと、熱意

もちろん、新卒で…ということに限らなければ、もっといろいろなことをしました。

合格するための細かいコツやネタなんかもあります。

この辺はまた別の記事に書こうかと思います。

それでは。

 


協力隊に参加したい方へ。

他にもアドバイスできることはいくらでもあります。

活動のこと、訓練のこと、制度のこと、試験対策、なんでもいいです。

気軽に連絡ください。

twitter(@shin_afrika)のDM、もしくはお問い合わせから。

 

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