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協力隊ブログのマネタイズは契約違反なのか!?

投稿日:2017-01-24 更新日:

どうも倉田(@shin_afrika)です。

今回は『青年海外協力隊が運営するブログに広告を貼ってマネタイズ(収益化)するのはJICAとの契約違反になるのか』という話。

かなりセンシティブなテーマですがぶっこんでみます。

協力隊のブログには広告のリンクが貼ってないものが多いです。

しかし、お気づきかもしれませんが僕は貼ってます。

理由は一つ。

“ブログを運営するコストを回収するため”

これだけです。

青年海外協力隊がJICAと交わす契約

青年海外協力隊は派遣にあたり、「JICAボランティア派遣に関する合意書」にサインすることでJICAと契約を交わします。

そもそも、その合意書の中で、協力隊が“ブログを運営すること”に関しての規制は何もありません。

強いて上げるとすれば、新聞等のメディアに「青年海外協力隊」として寄稿する際はJICAを通さなければならないという記載はありますが。

むしろどちらかといえば、最近のJICAは、協力隊は積極的に情報発信をするべきというスタンスを取っているように感じます。

一方で、禁止行為とされる条文にこんな記載があります。

乙は、派遣期間中、(中略)私利に関する一切の活動をしてはならない。
(中略)
私利に関する活動とは(中略)己自身の利益を得ることを目的として、商行為(中略)を行うこと。

引用:JICAボランティア派遣に関わる合意書

※文意が変わらないように、不要部分を省略しています。

これを解釈すると、“己自身の利益を得ることを目的としなければ商行為をしてもよい”ということになります。

実際に商行為をしている協力隊員は多い

たしかに、青年海外協力隊が“自分の利益を目的としない商行為”を行っている例は多くあります。

例えば、支援先の現地人が販売している商品の販売代行

農業でも手工業でも、製造はできても販売に苦労しているという人や団体は多く、これを支援する活動を行っている協力隊員は多いです。

僕もやってます。

僕の場合は、コーヒーの農家組合に「製造したコーヒー豆を日本人コミュニティに売ってほしい」と頼まれ、販売しています。

このような活動に関してはJICAも協力的で、JICAケニア事務所には協力隊が販売代行している商品の販売ブースもあります。

なぜこの商行為が許されるかというと、自分の利益を目的としていないからです。

もちろん、販売して出た利益はすべて現地の人のもので、マージンを取ることは禁止です。

それから、寄付金を募るケース

協力隊の中には、クラウドファンディングをしていたり、有志で現地の人を支援するために寄付金を募っている人もいます。

資金調達という意味ではこれも明らかに商行為と言えます。

ですが、この中で得たお金はすべて、個人の懐に入ることはなく、現地の人のために使われるので上の禁止行為には当たらないのだと思います。

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自分の利益を目的としないブログ広告はアリ

ではブログの広告収入はどうでしょう。

広告を貼って、その対価を得ることは紛れもない商行為と言えます。

ですが、その行為がすべて自分の利益を目的としているわけではありません。

例えば、僕の場合は冒頭で述べたようにコストの回収が目的です。

ブログを運営するのにも、お金がかかります。

情報発信の効果をより大きくするための、ドメイン代・サーバー代といったコスト。

これらは個人レベルではそこまで大した額になりませんが、コストをかけて情報を発信し、それに広告を貼ることでそのコストを補填することができます。

つまり、自分の利益を得ることを目的としてないんです。

というか、そもそもコスト回収のための売上は利益とは言えませんよね。

もう一つ、「協力隊がブログに広告を貼る目的として正当性があるな」と思うのは、広告収入で得た利益を全額自分の派遣国に寄付するというもの。

これは寄付金を募る協力隊員と同じで、得たお金が自身の利益になることはないです。

派遣国の情報を発信して、広告付けて収益上げて、それを派遣国に還元するっていうっていうの、何も批判される要素はないと思いますけどね。

まとめ

僕の考えは、「自分の利益を目的としなければ、協力隊ブログのマネタイズは契約違反にはならない」というものです。

僕はコストの埋め合わせが目的なので、コスト以上の収益は当然すべて寄付します。

協力隊ブロガーの中には、広告貼ったら明らかに利益出るだろっていう人けっこういますよね。

そういう人でも自分の利益のためじゃなくて、得たお金は派遣国の人のために寄付すれば、合意書上何の問題もなく、むしろ称賛されるべきことなんじゃないかと思います。

広告、貼りません?

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