AFRICA ON AIR

アフリカから現地のミクロな情報をオンエア!ケニアで活動中の青年海外協力隊が、生活やビジネスに役立つ情報を中心に発信するブログです!

kisii_bus

ニュース 生活情報 考察

ケニアのバスは命がけ!ケニアでバスに乗ってはいけない理由

投稿日:

先週の金曜日、ケニアで痛ましい事故が起きた。

 

ケニアの西部にあるキシイとい町でスクールバスが横転し、高校生4人が死亡して68人が負傷したというニュース。

記事はこちら『DAILY NATION – Four students die after school bus rolls in Kisii. http://www.nation.co.ke/news/Students-injured-as-school-bus-rolls-in-Kisii/1056-3342028-tvp3pgz/index.html

この事故はウフル大統領も追悼の意を示すほど大々的に報じられた。

この日は、前日学校に届いた新しいバスの言わば試乗会のようなものが行われていて、多くの学生が乗っていた。

きっと学生たちは、ルンルンキャッキャ騒いでいたうちに一瞬で事故に見舞われたに違いない。

その様を想像するだけで心が痛む。

コロコロ転がるケニアのバス

bus

細い路地でスタックし傾くバス(事故とは関係ありません)

日本でも、今年の1月にバスが転落して15人の人が亡くなった事故が起きた。

その事故も大々的に報じられているのをケニアから見ていたが、日本とは事故の頻度に大きな違いがある。

なんと、今回の事故が起きたまさにその場所で、3年前にもバス事故が起き、15人もの人が亡くなっているのだという。

普段生活していても、バスや、マタツと呼ばれる乗り合いのバンが横転しているのを頻繁に目にする。

横転ということに限らなければ、3時間も走っていれば最低1件は交通事故現場に遭遇できる感覚だ。

なぜ学ばないのか…と軽く嫌気が差してくるくらいだが、原因のひとつはお金(利益)への執着だろう。

今回の事故を起こした運転手はスピード違反と積載オーバーで逮捕されたが、実際のところこのルールを順守しているバスのドライバーはまずいない。

バスやマタツは如何に多くの客を乗せ、如何に早く目的地に着くかで売上が変わってくる。

1人あたりの運賃はそれほど高くないので量で稼ぐしかない。

彼らは目の前の50円に命をかけているのだ。

そのため、ものすごく運転が荒い。

スピード違反、積載オーバーは当然のこと、前方の視界が不良でも追越をするし、渋滞していれば歩道に乗り上げ突っ走る。

その影響かは知らないが、一般のドライバーも運転は荒い傾向はある。

スクールバスだって運賃・利益などないのに、今回のような事故が起こる。

ドライバーの安全への意識がきわめて薄いのは確かだ。

ケニアのバスは命がけ

ケニアに来る人はバス、マタツのような公共交通機関を利用することはまずオススメしない。

じゃあタクシーや自家用車が安全かと言ったら、突っ込まれたら終わりなのでそうとは言えない。

ただ、命の価値に対するお金の価値の割合がちょっと高めなバスのドライバーが運転する車には決して乗りたくない。

他人が起こす事故に巻き込まれて死ぬのはゴメン、という人はまず乗ってはいけない。

どうしても乗らなければならないときは、神に祈って命をかけて乗ろう。

僕ら協力隊は、現地人と同等の生活を基準にして生活費が支給されるので、現地のバスやマタツを使っての生活が強いられる。

そう、協力隊は命がけ。

今日も神に祈りながらバスに乗る。

エイメン。

-ニュース, 生活情報, 考察
-, , , ,

Copyright© AFRICA ON AIR , 2017 AllRights Reserved.