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生活情報

ネット料金はいくら?ケニアで携帯会社を選ぶ【前編】

投稿日:2016-05-02 更新日:

前回の記事ではケニアの通信インフラ事情について説明した。

今回はケニアの電気通信事業者(キャリア)と、その料金体系について前後編に分けて説明する。

持っておけば間違いない!最王手Safaricom

ケニアには以下の3つの大手キャリアが存在する。

safaricom airtel orange

この中でトップシェアを持つのはSafaricomである。
(
ケニアでは企業のブランドカラーを前面に出す傾向がある)

市場シェアでSafaricomが約70%を持ち、AirtelオレンジOrangeが追う格好だ。

自分もSafaricomを使っているが、その理由はなんといってもエージェントと呼ばれる支店の多さ「つながりやすさ」である。

隣の店にも、小さな村にもエージェント

ケニア(アフリカ)の携帯会社の特徴としてモバイル送金システムの活用が挙げられる。

各会社とも、電話番号ごとに送金用のアカウント(銀行口座のようなもの)を作ることができ、ケニア人は皆これを使って、通話料金のチャージや公共料金の支払いをしている。

Safaricomが持っているこのシステムがM-PESAである。(詳しい使い方は後日公開)

アカウントからお金を下ろしたり、入金を行うことができる店はエージェントと呼ばれるが、その数がSafaricomと他の2社では大きく異なっている。
(Safaricom : 約40,000 / Airtel : 約10,000 / Orange : 約15,000)

ケニアのどんなに小さな町を歩いていても必ずSafaricomの緑のロゴを目にするし、隣り合う店がSafaricomのエージェントなんてこともある。

まさに3歩歩けばSafaricomに当たる状態である。

「つながりやすさ」No.1

Safaricomを選ぶもうひとつの理由はネットの繋がりやすさである。

かつて独占的通信事業者から発足し、また国営会社だったこともあり、基地局が圧倒的に多いことが理由と考えられる。
(safaricomの会社概要についてはIDE-JETROのアフリカ成長企業ファイルで詳しく説明されている。)

日本におけるかつてのNTTドコモのような状態に近いかもしれない。

僕は2015年6月頃に自分の任地エンブでOrangeのインターネット通信を試したが、あまりの通信の遅さにストレスが溜まりすぐにSafaricomに戻ったという経験がある。

新進気鋭!Airtel・Orangeのメリットは無制限通信

しかしAirtelとOrangeはそんな圧倒的不利な状況下にも関わらずシェアを伸ばしている。

その理由は定額制データ通信通信網の拡大である。

Safaricomのデータ通信の料金体系がプリペイド式(データ通信量を買うシステム)のみであるのに対し、AirtelとOrangeはプリペイド式に加えて定額制データ通信の契約が可能である。

なぜSafaricomに定額制がないのかは定かではないが、日本と同じように月額の料金でデータ通信量を気にせず使える他の2社は大きな魅力である。
(英語でUnlimited『無制限』と表記されるのでより魅力が増して見える笑)

さらに2社は基地局を増やし弱点を克服しようとしている。

現在、ナイロビなどの大都市ではある程度の通信のクオリティは確保されているようで、実際に企業駐在員などナイロビ在住の日本人にはOrangeのモバイルルータを使っている人は多い。

また地方に住む協力隊員からも、去年はほとんど繋がらなかったが今年になってOrangeが繋がりやすくなったという声を聞いた。

今後も2社の通信網がさらに地方まで伸びれば、乗り換える人も増えてくるだろう。

まとめ

現在は圧倒的なエージェントの多さと「つながりやすさ」でSafaricom以外を選ぶ余地はないが、他の2社の今後の伸び次第では変わる可能性は出てくる。

上では乗り換えという表現を使ったが、SIMカード自体は100円ほどで購入できるため複数社の併用も可能である。

【後編】では各社のデータ通信料金について詳しく見ていこうと思う。

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