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木炭を再利用して燃料を作るビジネスを行っている女性グループを訪問してきた

投稿日:2016-08-19 更新日:

日記もニュースもポケモンもいいけど、活動はちゃんとやってんのかって声が聞こえてきそうなので、今回は久しぶりに活動の話でも。

ケニア人が行っている小規模ビジネスのお話です。

 

前回の活動記からなんと2ヶ月以上も空いてしまいました…

前回は配属先の、プラントクリニックという農家支援業務を紹介しましたが、今回はグループビジネス支援業務について。

活動の一環として、同僚と一緒に農家を巡回してグループのビジネスを視察・支援をしています。

そのなかのひとつのグループが行っているのが、今回のタイトルにもある、木炭を再利用して燃料を製造・販売するビジネス

※農業省のオフィスですが、農業以外のグループ活動も支援しています(メンバーひとりひとりは農家)。

農家はグループを作って活動する

ケニアの農村では農家は、近隣の住民とグループを形成して活動します。

人数は5人~20人程度で、ほとんどの場合自助グループとして役所に登録します。

目的は資金の共同管理、農作物の共同生産・販売、肥料や農機の共有、小規模ビジネスの運営、グループトレーニングの実施など様々。

これはアフリカの農村の大きな特徴といえるかもしれません。

木炭のリサイクルってどんなビジネス?

工程について説明します

1.まず木炭のくずを木炭屋などからもらってくる。
(現在は無料でもらえているが、ビジネスが本格化したらお金を取られるかも、とのこと。)

2.それをシートの上に広げ、混ざっている小石などの不純物を取り除く。

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3.おがくずを混ぜて、水でよく練り、圧縮機にかける。

charcoal2

4.乾燥させる。

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そうしてこの写真のようなBriquettes(練炭)が完成し、これを現在は近隣コミュニティに販売しています。

グループメンバーに話を聞いてみた

このグループはコミュニティの女性16名のメンバーで構成されています。

昨年まではナーサリーと呼ばれる種苗場や、せっけんの製造などを行っていましたが、上手くいってなく、昨年からこの木炭リサイクルビジネスを始めました。

このビジネス自体はカウンティ(県)政府から下りてきたプロジェクトです。

約13万円の圧縮機は融資を受けて購入しており、売上の10%がCommunity Contributionとしてプロジェクトに持って行かれます。

原始的とも思えるビジネスですが、ケニア内では注目されているビジネスで、エンブではこのグループは先駆け的存在です。

僕が見た新聞記事によると、ケニア国内の上手くいっているケースでは、

練炭が1bag50kg入で約500円
1日15bag販売できて約7,500円の売上

と、月の売上20万円を超える人もいます。

月の平均収入2,3万円と言われるケニアではかなりの額。

僕が視察したグループは、5年以内にスーパーでの販売を目標にしているとのこと、サポートしていきます。

まとめ

木炭のリサイクルはケニア国内で注目されている小規模ビジネスのひとつ。

一方で、マーケットが確保されてない、プロジェクトを一方的に押し付けているなど問題も多いです。

今後このビジネスがどう進んでいくのか僕も気になるので見守っていこうと思います。

現在進行形の活動も少しずつ出していこうかと。

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