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「息を吐くように嘘をつく」ケニア人に約束を守ってもらうために

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どうも倉田(@shin_afrika)です。

ケニアでは人に約束を守ってもらうことが本当に難しいです。

周りの人の話を聞く限り、これはケニアに限らずアフリカ全体に言えることだと思いますが。

※僕がケニアでつかれた一番壮大な嘘の体験談はコチラ↓

この話に限らず、ケニア人には本当によく嘘をつかれます。

じゃあ、ケニア人に「嘘をつかれない」「約束を守ってもらう」にはどうすればいいのか

今回は、これについて考えてみようと思います。

口約束は意味を持たない

ケニア人は嘘をつくと言いましたが、“言ったことを守ってくれない”とも言うことができます。

会う約束をドタキャンされるのはザラだし、上に挙げた体験談に関して言えば「必ず返す」という約束が守られることはまずありません。

彼らは発言に責任を全く持っていないんです。

同時に、約束を破ったことに罪悪感も抱きません。

「約束が守られないのは自分ではなく誰かのせい」「そうなるべくしてなった」というメンタリティです。

口約束はほとんど意味を持ちません。

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ケニア人の行動が答えだった!

では、嘘をつかれないためにはどうすればいいのか。

その答えは、ケニア人が実際に「嘘をつかれたくない時にどういう行動をとるのか」ということを見たときに明らかになります。

僕の配属先にはセクレタリーの女性がいます。
※職員との面会の受付や用具の調達などをする庶務の役割を担っている人

この人の給料はケニア人の平均以下で、けっして生活が裕福とは言えません。

僕が赴任して1年ほど経ったある日、彼女と話していると、

「帰国する時に家具を譲ってほしい」

という話をされました。

協力隊の任期は2年なので、赴任後1年ということは帰国まで1年を残していた時期でしたが、断る理由もなかったので、僕は「わかった」と答えました。

それからというもの、僕は彼女と顔を合わせるたびに開口一番その話題が持ち出されます。

「あの約束は覚えてる?」

「ちゃんと約束のことノートにメモしたの?」

「どんな家具を譲ってくれるの?」

と、もううんざりするくらいw

そのたびに僕は「分かってる」「必ず譲るから」と、はっきりと答えるんですが、けっして彼女の確認作業がやむことはありません。

かれこれ1年間、20回以上はこのやりとりを繰り返したでしょうか。

この根底にある行動原理は、“どうしても家具が欲しい”という願望。

僕との約束を絶対に反故にされたくないんです。

この彼女の行動が、嘘をつかれないためにするべきことの答えです。

会うたびに何度も何度も確認作業をする。

もちろん、日本人の感覚を持ってる僕からすれば正直うっとうしいくらいのレベルです。

が、ケニアではここまでしないと約束を守ってもらえないんです。

いやむしろ、“ここまでしても口約束は意味を持たない”という現実があると言ってもいいかもしれません。

嘘をつくのは悪なのか!?

僕たち日本人は「ケニア人はすぐに嘘をつく」とうんざりすることが多いです。

でも考えてみれば、それは“日本人の感覚で守られるべき口約束を守ってもらえない”というだけで、ケニア人の感覚では守らなくてもいい程度のことなんです。

約束を守ってほしい、言ったことをちゃんと遂行してほしい。

そういう思いがあるなら、このセクレタリーのように確認作業を何度も重ねなければなりません。

これは教育が悪いとか、モラルがないとかそういうレベルの話ではなく、ケニア人の血として体に染みついた文化です。

もちろん、オープンマインドで外国人との関わりが多い人はそういう傾向が薄いのは確かですが。

まとめ

今回は、ケニア人に嘘をつかれないためにはどうすればいいのかという話でした。

繰り返しになりますが、もう一度言うと、何度も確認すること

ダブルチェックどころではなく、3回、4回、場合によっては10回以上確認しなければならないこともあると思います。

単純で面倒くさい作業ですが本当にこれに尽きます。

日本人がアフリカ人を雇って仕事をするときはかなり苦労するとよく言いますが、このようにクリアしなければならない問題は多いんでしょうね。

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