2015年にUberがケニアに参入し、多くの日本人は既存のタクシーからUberに乗り換えました。
いまや、ナイロビで移動する際はUberを使う以外の選択肢は考えられません。
そもそも「Uberって何?」っていう人はwikiって欲しい(https://ja.wikipedia.org/wiki/Uber)のですが、簡単に言うとスマホアプリでタクシーを配車できるサービスです。
タクシーとはいっても、ドライバーはUberに登録した一般人で、車もその人が所有する自家用車、いわゆるライドシェアです。
今回はこのUberの特徴を見ていこうと思います。
Uberを利用すべき5つの理由
Uberは利用者へのメリットが余りにも大きいです。
待ち時間が短い
まず、Uberは既存のタクシーに比べ待ち時間が圧倒的に短いです。
ナイロビでは数多くのUberドライバーが常時街を徘徊しており、早ければ1分、遅くとも5分あれば呼んだ場所に来てくれます。
それまでは知り合いのタクシードライバーに電話をして呼んでいましたが、1時間以上待つこともあったのですごく便利になりました。
車が綺麗
Uberは車が綺麗です。
Uberのドライバーになるにはいくつかの規定があり、それを満たしていないとドライバーとして認められません。
その規定のひとつに車のクオリティも含まれているため、Uberの車は綺麗で快適、そして安全です。
ケニアを走る自動車はほぼ全て外国から輸入された中古車で、既存のタクシーの中には乗るのが怖いくらいボロボロの車もあります。
支払いが簡単
Uberは支払い方法を現金と、クレジットカードから選ぶことができます。
僕は不安なのでしていませんが、クレジットカードをアプリに登録することで支払いの手間を省くことができます。
運賃は50シリング単位に切り捨てられ、ケニアの通貨では全て紙幣で支払いできるので現金でも支払いにもたつくことはありません。
また現金の代わりに、携帯電話による送金サービスM-PESAで支払うことも可能です。
安い
これは何より大きな一番のメリット。本当に安いです。
利用する都市にもよるのかもしれませんが、ナイロビでは既存のタクシーのおよそ半額で利用することができます。
初乗りが200シリング(≒200円)で、10分ほどかかる距離を移動しても300シリング程度にしかなりません。
ボッタクリの防止
途上国でよくある、ドライバーによる運賃のボッタクリを防ぐことができます。
ケニアでも、外国人はタクシードライバーに相場の倍以上の金額をふっかけられることも少なくありません。
車にメーターはついていませんが、アプリのGPS機能がメーターの役割を担っており、相場を知らなくても安心して使うことができます。
Uberには以上のようなメリットがあります。
どう考えてもUberを使わないほうがおかしい。
既存タクシーとの違いは?
Uber参入以前は、日本人(とくに協力隊員)でひとつのタクシー会社を使って信頼関係を築いていました。
しかし、その知り合いのタクシー会社の優位性もUberのそのシステムによって簡単に打ち砕かれました。
まず、呼んだ時に場所が分かるということ。
“自宅やよく行く目的地の場所を知っている”というのは、知り合いタクシーの大きなメリットでしたが、UberならGPSで一瞬で知らせることができます。
また、ぼったくられないという安心感があります。
知り合いタクシー会社でもボッタクリられることなかったですが、Uberは距離・時間による課金システムなのでその心配もなくなりました。
さらに、Uberにはドライバーと客を相互に評価しあうシステムがあるので、ボッタクリをするような悪い人に当たる危険性も低いです。
そして何より安い。
どう考えてもUberを使わないほうがおかしい。
まとめ
今回はUberの特徴を説明しました。
ここまでメリットの大きいUberですが、気を付けるべき点はあるんでしょうか。
こんなシステムが参入して既存のタクシー会社は大丈夫なんでしょうか。
そういった点を次回以降の記事で考えていきたいと思います。
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